今回は、バンクーバーのダウンタウンに位置する私立カレッジ、CICCC(Cornerstone International Community College of Canada)にてInternational Business Management(IBM)を受講した学生さんに授業内容などを詳しくご紹介いただきました!
1. どんな学校?
CICCCはバンクーバーのダウンタウンに3つのキャンパスを持つ私立カレッジです。CICCCでは、ビジネスマネジメントやホスピタリティ、デジタルマーケティング、ウェブ開発など9つのCo-opプログラムを展開しており、Diploma取得には1年から最大2年のコースがあります。コースによって期間は異なりますが、座学の期間終了後に座学と同じ期間分、インターンという形で就労することができます。また、入学の際に求められる英語要件はプログラムによって異なります。お持ちのTOEFLやTOEICのスコアが要件を満たしている場合またはCICCCの入学テストを受験していただきスコアが要件を満たしていた場合は入学しプログラムを開始することが可能です。スコアが足りない場合は、プログラム開始前にCICCCが展開しているESLを受講することも可能です。専門知識を学んだ後に、学んだ知識を実践の場で生かすことができるのがCo-opプログラムの最大の魅力です。ただ英語を勉強するのではなく、英語で専門的なことを学びたいという人にぴったりのプログラムだと思います。
2. どんなプログラム?
私が受けていたCICCCのIBMは6ヶ月間の座学と6ヶ月間の就労で合計1年のプログラムでした。座学期間中は1ヶ月ごとに科目が変わりBusiness Management、Business Communication、Strategic Management、Accounting、Entrepreneur、Marketingと6つの科目を6ヶ月かけて勉強していきます。科目ごとに毎月個人プレゼンとグループで行う最終プレゼンがありました。その月の科目をクラスで勉強しながら最終プレゼンに向けて各グループで作業していくので勉強したことをすぐに最終プレゼンでアウトプットすることができるので、知識の定着になったと思います。
3. クラスについて
クラスはモーニングクラス、アフタヌーンクラス、イブニングクラスがあり、自分の生活に合ったクラスを選択することができます。様々な国籍の学生がいますが、日本人とラテン系は多いかなという印象でした。私は座学期間の途中で日中のインターンを始めたのでアフタヌーンクラスからイブニングクラスに変えたのですが、先生によっても授業のやり方は様々でした。また、アフタヌーンクラスは比較的日本人が少ない傾向にあるので、たくさん英語喋りたい人や海外の友達を作りたい日本人の方にはおすすめです。
4. Co-opインターンについて
就学期間の後半は有給インターンが始まります。私の場合は合計1年のプログラムなので半年で600時間の就労という形になります。インターン先の探し方としては基本的には自分でIndeedなどのサイトを使って探す形になります。学校が仕事探しフェアやレジュメや面接対策の講座などを開催しているので、そういったものに参加して対策したり、仕事を探すこともできます。Co-opのインターン先に関してですが、働く先は人によって様々です。特に留学に来る前に社会人経験がある方はオフィスでの有給インターンを見つけやすいかなと思います。私など学生で経験がない場合、オフィスでの有給インターンは見つけるのが難しいのが現状です。そういった人は飲食系やアパレル系などでオフィス以外のところで働いている人が多い印象でした。しかし、就学期間中から無給インターンやボランティアという形で働いてその後、有給のポジションをオファーしてもらうケースもあるので、それぞれに合った準備をするのが良いと思います。
5. まとめ
専門分野を海外そして英語で学びたいという人、学んだ知識を実践の場で活かしたいという人はCo-op留学が合っているかなと思います。プログラムや学校によって費用、期間、内容など様々なので自分に合った学校のプログラムを探してみて下さい!